
ヘルニアとは”飛び出す”という意味であり、一度飛び出した髄核は元の線維輪の中へは戻らないものと考えます。
つまり、「椎間板ヘルニアが治る」わけではなく、「椎間板ヘルニアのある体の痛みなどの症状が改善する」とお考えいただきたいのです。
「痛みが消える」ことを「治る」と、思われがちですが、痛みがなくても、体に異常のある方がほとんどです、それは「治った」こととは別なのではないかと考えるわけです。
「痛み」とは体が異常を来し、その異常が徐々にひどくなり始めて「痛み」として感じるものです。つまり、痛みが消えていても、体の異常が完全に改善できたわけではないということです。
椎間板ヘルニアの症状である痛みやしびれは、整体の調整によって改善できるものと考えています。
椎間板ヘルニアは、整体で改善できると考えるわけですが、もともと椎間板ヘルニアを引き起こした原因を作った、患者様のライフスタイルの改善なくしては、早期回復は難しいと考えています。調整が10回で済むのか、100回かかるのか、症状の重さもありますが、なにより、調整後の患者様の努力が大きいのです。
たとえば、調整時間が30分だったとして、ご自宅に帰り、横になってテレビを2時間もみてしまえば、調整効果はすぐに戻ってしまうでしょう。
調整後は必ず安静にしていただき、仕事も極力休暇を取って安静にしていていただきたいのです。
また、椎間板ヘルニアの患者様には、一日に2度、3度の調整を勧めております。これは、風邪をひいた時に飲む薬のように、一日一回の薬がいいのか、一日三回飲むのがいいのかの違いと一緒で、間隔は空けすぎない方が、改善する速度が速いためです。